hateSyoushiの日記

少子化の本当の原因って、問題は医療、産婦人科が男だからじゃない?

産婦人科医療を男ばかりでやると、こうなります。

 もうずっと昔から産婦人科医療に不満があり、緊急避妊薬すら長~く認めないことにぶち切れて、ちょうど作年末から、厚生労働省「緊急避妊薬のスイッチ OTC 化に係る検討会議での議論」に関する御意見を募集していたので、意見を提出した。字数が多くなるので、避妊薬に直接関係なかった++部分は今回追加した。人によって感じ方に違いはあっても、日本の標準で規範となるようにと考えた。又、最近の少子化の議論を見つつ、自分の思うところで、みんなも同意してくれるだろうところを、もう1つの文章にまとめた。

 

パブリックコメントの意見:緊急避妊薬の薬局販売は承認するのが当然で、生殖権について繰り返し述べるのも手間、遅れこそ問題だ。厚労省が積極的になり前へ進めるべきである。かつ何故遅いか考え、他に同様の問題もあるので、産婦人科医療の改革につなげるべきである。++現在緊急に避妊したければ産婦人科へ行く必要あり。近隣アジアと比べてもすごい遅れ++

意見の理由、根拠等:(++から++までは、提出したもにはない)

産婦人科医療の遅れは色々あって今回のこともその1つである。国民の半数に関わり、ひいては少子化等の国力にも関わると考えるので、特定の職業全体を批判することになるが、1産婦人科の父権主義、2産婦人科を含む医療の場での女性の事例、3厚生行政に日頃から思うことから述べる。

1(1)私は、日本で男の産婦人科医を、初めから信用することはない。何故なら日本はアジアの国、欧米と違い、胸とお尻は異性に見せない性文化のもと、女性患者ばかりのもと、大きく開脚させて覗き込み、膣へ指や器具を挿入する内診という最高レベルの羞恥心を伴う医療行為を、嫌そうにしている女性に我慢させることのできる人達だからだ。女性が医師という仕事を本当にできなかっただろう大昔なら、やる人がいないので存在理由があるが。医療行為ならやってよく、医療従事者なら多くが見てよく、屈辱感のない方法を最大限とるわけでもない。

 以前テレビで、老産婦人科男医が「やってあげる」と言っていた。医療行為は治療のメリットがあるがそれでも嫌でなくなる訳ではない。むしろ、我慢させてはいけない類のことを我慢しなければ、治療のメリットを享受できない。

産婦人科男医の「欧米の女性は平気です」という言葉を見た。欧米は男女で近く肌をさらす文化で男医はすごく優しいから全然平気なのだ。日本は医師が上で文化もそのままで女性にのみ平気になれと言う。医学は科学だが、患者には正しい理屈の適用でなく、押さえる理屈でコントロールしようとして来た。

以前の家庭医学書等から「恥ずかしがらずにいらっしゃい」というのをよく聞いた。まさしく父権と思う。羞恥心は子供の頃から形成された心の状態で、考え方ではなく、他から変えようとすれば毒である。医師側が恥ずかしくないやり方を工夫すべきだ。米国の家庭医学書の日本語訳には「一部の女性は内診を嫌がる。その場合には医師は説明をしてくれるであろう」と羞恥心に触れる優しさがあった。日本のように、恥ずかしがらずにと言われると、恥ずかしいという言葉も怒られそうで言えなくなる。羞恥心を無視する流れである。昔からずっとで、上層部の医師がそうなら病院の人にも広がった。

別の老産婦人科男医が、昔の女性は内診台の前でもじもじしていたが、最近の女性はさっと上がってくれると喜んでいた。速くすまさなければ苦痛が長引く。心を曲げてしまった。

診察する環境も、内診台のお腹の上でカーテンを横に引き、誰がいるか確認できないところへ秘部を出すのが、日本独特で疑問視されていた。理由を聞けば気持ちへの配慮と言っても、医療者が業務しやすく、見学もさせやすいだろう。他にもある。

高名な老産婦人科男医を称えるテレビ番組で、産後に乳が張っているか、一人ずついきなり掴んでいた。違うと思った。++女性達は無表情で感情を押し殺しているようだった。++

++産婦人科の男性医師「病気を治してもらうと言っても仕事でやっているのです。必要以上に感謝することはありません。」仕事でやっているとは、患者の為ばかりでなく自己実現や収入を得る道だということだ。女性側は感謝すると気持ちが楽になる心理もあると思う。++

++日本の女性には嫌な医療行為は拒否できると教えてやらなければいけないだろう。++

欧米へ留学経験のある男医が「日本の女性は胸とお尻はだめです」と言い、日本の病院の羞恥心を無視する状況をネットで怒っていた。別の方も、外国の医療者から日本について(医療行為であっても)「女性がノーなら性暴力ですよ」と言われたと、これは普遍的なはずだ。又、米国の男医は女性が嫌そうにしていたら出来ませんとすぐさま向こうから引くそう。日本のような、そんな問題は起こりえないそう。日本の女性の医療の場での傷付きは、宙に浮いている。

最近のテレビで男の先生が「男がやるとこういうことが起こります。」

産婦人科が父権主義とは調教的ということだ。治療でも色々我慢させて来たと推測する。

今回の事も、報道によれば、義務教育での性教育を、アジアの隣国でなく、性文化が全然違う欧米と比較した。アンケートや課題の中にも細かく、産婦人科医の権限外と思われる自己決定の範疇のものが目立ち、余計だと感じた。高いハードルを設定しゆっくり待つ。又、学校での性教育の遅れを指摘するが、性教育の主要な担い手は産婦人科医のはずだし、受診しやすく医師の説明が十分あれば患者は性の知識が増えるもので、矛盾を感じた。学校で性教育するにも日本は中絶が手術による為、生徒に中絶ビデオを見せてびっくりさせて避妊に向かわせるという性教育、脅かされるような性教育があったと聞く。学校での性教育の後退の一因かもしれない。そのような性教育にならないことを望む。薬事態が問題ないのに、緊急避妊しやすいかという女性の人生の一大事に思いを馳せるでもなく、楽な選択肢を与えないで壁になった。

(2)産婦人科でさえ、また乳腺外科医でさえ女医が少ないのは、女性が家庭と仕事を両立し働き続けられない、海外より困難なこの国の特殊な事情がある。男医「女性が出来なかったから我々がやっているのだ」

戦後のGHQの政策は?まだ助産婦でやっているのかと。産めよ増やせよ政策もあった。

厚労省以外の構造問題があって、1つに、日本の家事労働はそもそも重く、毎日の食事作りが他国と比べかなり大変で足かせで、これは自分達でやるが、政策が永らく、制度作りや大きな道路やハコモノや経済等を優先し、家庭に押し付けて来た色々があるようで、性能やエネルギー不足で家事のやりにくい住宅、街の機能がない、子供関連予算不足等々、暮らしは優先順位が低かった。これは家事育児を手伝うような女性を支援する職業の女性も、自分の家の暮らしで手一杯で継続就労しにくく外国と比べて育って来なかったということをも意味する。このせいか産婦人科医でさえ乳腺外科医でさえ女性ができなかったと考える。政策は、他省庁であるが、保育園は入れなければ仕事ができないという“危急の問題”であってそれだけでは当然足りず、育児支援でも足りず、妊娠出産から見て行く必要があり、医療は最も重要で、女性の暮らしから見ていく必要があり、今まで優先順位が低かったこういう根本からやって、予算のバランスも大事で、両立できるようにしてほしいと望む。

又、一部医学部で女子受験生の合格基準が密かに厳しいことが判明、テレビ局の女医へのアンケートで、やむを得ないという意見が多くキャスターが驚き、識者によれば「あきらめ」だそうで、一般社会より封建的なようで、外部からよくみてやってほしい。入局や採用差別もだ。女医を求めても担い手を増やせないではどうにもならない。

又、日本の産婦人科の妊娠出産は大変なやり方をし、労働量が多くなっていると感じる。韓国は2012年に男性の産婦人科への新規入局は10人となった。ほとんどが女性スタッフの産婦人科病院で、分娩予約し出産日を決め、希望者には麻酔で痛くなくし、分娩台等は使わず部屋を移動せず、家族分娩室の普通のベッドで出産しそのまま泊まる。病院に産後院までついている。医師も妊婦も楽そうだ。日本の世界より早いペースの少子化はこういう医療提供体制でないからではないか。日本では女性スタッフのみにしないと危ない++男を拒否できない。++産婦人科は大変だから女医では出来ないではなく、大変にならないようにしたらいい。

産婦人科の学会か何かのホームページで、少子化の為に我々も何かやろうと、女医が働きやすい労働環境を整えようと言うのが1件あった。私は男の産婦人科医は、女医を雇い働き続けられるようにする人を信用し始める。表面上の優しさでなく真の優しさだとの期待がある。その女医に、水準に達してもらわなければならないことは言うまでもない。マナーもである。日本の産婦人科は初めからずっと男医が作って来て男医のやり方になっている。女医がやっても侵襲性があるやり方になってしまった。志のある女医が仕切り直してほしい。

++男性は産婦人科に新規入局しないでと願っている。++

今回の事も、女性に寄り添える女性委員を増やせばよかった。一般的には、他人事でなく自分ごとのように親身に考えられるはずだ。

2.(1)私が10代の頃、母がもう大きくなったから言うねと、1960年代に私を妊娠中、健康で問題なく産む気でいたが、男医が「中絶しろって言うのよ。」金切り声で泣き顔だった。「心細くてね。」近所のその医院の前を通る様に連れて行き、「ここよ」と吐き捨てるように言った時、まだ怒っているのだと思った。お産とは、喜びと、怒りとその下の悲しみが、同時に来るのだと知った。近所の別の産婦人科医院も中絶を勧めていた。子供の頃からずっと、産婦人科医が望まない女性に中絶を勧めることが不思議だった。

(2)自身が成長するにつれ、他科も含めて、メディアや、学校検診や健康診断の一部のやり方を通して色々聞こえ経験した。まだ何が正しいのか判断がつかない若い内から、産婦人科医でさえ性別は関係ないと刷り込まれるようで怒りを感じ、医療行為は人によっては慣れさせようとしたり悪意があったりすることに憤慨した。入院着が、外国はみな胸元の上まで止まるが、日本は医療者が胸を大きくはだけさせ易いという甚平型に変わって行った時も入院が怖くなった。日本の女性は胸とお尻はだめなのが標準で、絶対かつ第一で、少しでも侵襲されればずっと苦しみ、医療が怖くなりかえって有害だ。やむを得ないとか、説明すれば判るとか、理解を得られるように努めると言われるのも苦痛だ。診察衣や検査衣が整っていれば何でもないことが多いのに極めて不十分で、診察衣等を出す義務はないとの考え方のようで、外国と違い、びっくりした。

拒否権なく、従わなければ医療を受けられないこともある。色んなこと言って、押さえ付ける役割の女性達がいる。技師さんが「私達慣れてしまって・・・」。

医療全体が、普段の診療や健診から、性別や気持ちに配慮し、悔しくなくトラウマも作らなければ、いざ病気という時に本心から少しくらいならいいわという気になるのだろう。外国はそのようで、そんな問題は起こり得ないそうだ。いい加減ということはなく、その方が真に患者のことを考えるので、レベルが高い。日本は逆のことをしている。真に優しい人もたくさんいるのに、そういう人達の力が勝ってほしい。

(3)産婦の死亡率は下がった(栄養状態や衛生状態の改善も寄与)が新生児の死亡率は高かったそう。小児科医「産婦人科の色々な問題」

経口避妊薬のピルが、海外より遅れなぜか解禁されなかった。

子宮がんと乳がん検診が始まった頃、病気の説明がなく早期発見と検診の勧めだけなのが不信で、米国の家庭医学書の日本語訳を買ったら、病気の説明と自己検診(乳がん)と定期健診だった。性別不明の検診医療機関一覧表を渡され、ネットのHPもない頃は調べることもできず、外国にあるというほとんどが女医の産婦人科専門病院、乳がん検診もそこで、こういう病院の1つも作らないで、日本の女性は受診率が低く意識が遅れているかのような言い様がある。受診率が低いのは外国とやり方と信用が違うからだ。他科の医師も「健診関係者が・・・」

中絶の方法が諸外国よりもずいぶん遅れ、薬でなく、まだ吸引やそうは法といった外科的手術がとられているとか。手術は高いし。

子宮頸がんワクチンが、具合が悪い人が出るともうずっと受けられなくて、WHOの勧告。

生殖補助医療が進歩し卵子凍結など選択肢が増えて嬉しい気がしたが、基本的な妊娠出産をもっとやってほしかった。

専門家は正しいことを言うが、この分野は自分で調べ直さなければならず、負担だ。

(4)自身が妊娠適齢期だった頃、出産した人の感想が聞かれ、生まれて嬉しそうだが、内輪になると違った。「これでもう恥ずかしいということは何もない。」「私は大変だった。女は損だ。」「私はすごく大変だったのに、子供が生まれたらみんな子供のことばかりで、誰も私のこと心配してくれなかった。」「大丈夫よ」「怖い」「そんなでもなかった」

++ネット上にはもっと激しい言葉があった。一人産んだらもうこりごり、役所と病院に管理されるようだというのもあった。++

奥さんが出産してすぐの男性が女性には聞かせられないようなことがあって怒っていた。悔しそうにわなわなし続け言葉を発せられなかった後輩。都内で女性医師のみでやっている産院(個人)を探そうとしたが、情報がなく探せず知る限り1件で、医療者を選択し通せないと分かり、産める病院がなくなった方、産むのをやめた方々。産めなくなるのも大変だから、見ないよう触れないようにする。平気と思い込む。お腹の超音波検査なのに上半身を裸にしてバスタオル1枚ですますところがあると聞いた。ネット検索で驚くほどの触診が時々あるのを知り気分が悪くなった。嫌悪が勝り産む気が萎えた。

産むのは一過性という特徴があり、産んだ後は育児が大変で、振り返る余裕はなく、聞かれれば子育ての支援をと言い、お産の時の大変さは深層心理となり、何かの時に噴出するだろう。

お産は何が起こるかわからない、母と子の2つの命の安全が強調されていた。心は?

外国より多いという内診。

雑誌等で、産婦人科は女医がいいかというアンケートをとられ、技術と安全の為には男も女も関係ないと言わされる。妊娠や病気ではそりゃ安全でなきゃ怖い。女医を選ぶかと言うのも、女医の総数が少ないので選べたものではなく、~女性産婦人科医のイメージも少なく~、選ぶという回答が低いのは当然だ。私が男医は嫌でないかという聞き方をしたら、心からいいと言う人は一人もいなかった。無言5人、嫌悪を示す人6人、切れた人1人、優しそうなら別にいいが1人。前者は世の中の仕組みに従った現状の枠内の考えで、後者は本音と思う。結果を合わせると、妊娠出産や病気では、嫌でも安全重視で選んでいるが、びくびくしながら受診している。これを続けて日本の女性はどうなるのか。

~医療を自由に選択できるものではない中でのアンケートの回答より、真実は行動に出ている。受診が遅れる、受診がつらい、探せなくて放浪してる・・・。~

(5)2015年~16年に102人の女性が妊娠中から産後にかけて自殺との調査結果があった。自殺の原因は判らないが、どうやら海外よりだいぶ多いらしく、産後ホルモンバランスが崩れるとの説明だけでは納得いかない。その後の調査は聞かないが、他の年もなのか。

(6)大学病院のホームページで、医学生がお産を見学、同意してくれた女性への感謝と感動したとの記載。一方ネットでは別の病院だが、断ることはできないと説明された、断ったのに見学された、嫌で嫌でしょうがなかった、大勢の異性に。別の医学生「かわいそうだ」。産後すぐの女性がみんなの前で言いたいことがあったのに、泣いて体を支えられず言葉にならず、助産婦さんが抱きかかえ見学されたのねと言っていた。ある指導者は出産時は「そんなこと言ってられない」でしょと。抵抗できない状況なのでは? 大学病院は教育研究機関だとも。医師本位の、そこまでやる必要ないだろう見学。自己決定権の判例があり社会規範のはずだが知らないのだろう。同意には自分に何が起こるのかわからない中での同意もあり、同意などに関わらず分娩中の女性のプライバシーは守られるべきだ。お産が重くなるとか本人が大変になるという発想はあるか? 達成感を得るのは医療者でなく本人でなければならない。産後の力をそぐようなことをしてはいけない。

(7)他科もあるが、医学生にカーテンの向こうで患者の意思から切り離された人体としての秘部等を見学させていたのは、患者の意志を無視することを教えてしまい、人格形成上いかがか。医学部で教えていることは何か。

(8)女性に厳しい医療はもうやめてほしい。女性への医療のあるべき姿を心が求めたが、日本にそのイメージはなく、外国に求めるしかなかった。外国は住まないと判らないので、韓国・中国など海外へ行った人のブログ等が情報だ。産婦人科は先ず、ほとんどが女性スタッフの産婦人科専門病院で、女医がやるのが原則で、産婦人科医は、女性が若い内から検診、妊娠出産、感染症等で頼って行く職業専門家だ。開脚する脚は、日本みたいに皆の方でなく壁を向き腰回りにカバーするので、1人の目だけだし、スカートをはいて来て言われることなく自由な服装で受診していい。入院着は胸元の上まで留まり、検査衣は透けない色柄のガウン型で、背中の診察はガウン型を後ろ前にして着て、肩の診察はキャミソール型のワンピース、健康診断も穏やかな気持ちで受けられるそう。韓国は襟元の中に白い布を入れて心臓マッサージする。検査衣を着てももちろんいい加減ということはなくレベルが高いようだ。実際に行っていないのでここまでしかわからないが。 ++韓国がうらやましい。外国の人は感情というものを大切に取り扱うと聞く。日本人も学べたらいい。++

(9)今回のことも、他の科の薬と比べて、女性に厳しいと感じる。

++(10)日本では性暴力の定義に無知であるということがある。医療行為では人を裸にしないと出来ないこともあるので刑事罰をはずされるが、日本ではそのことを、医療行為ならどんどんやってよくて全て性暴力でなくなると考える人達がいる。こういうのは無知から来ると思うので説明してみる。世の中、医療の理屈だけで動いている訳ではなく、自己決定権もあれば、一般常識もあり、女性が傷つくのならば、医療行為であっても女性の心の中では性暴力だ。人を殴るのと同じである。基準は明確で、日本の女性は胸とお尻はだめだ。侵襲されれば一生苦しむ。これは絶対で心の状態のことで、他人が説得して変えさせるものでない。

性教育に水着(ビキニ)で隠れているところは人に見せない触らせないというのがあり、全医療系学校でこの性教育と、聴診、心電図、心臓超音波、AED、各種検査等々で、女性も男性も恥ずかしくないやり方を考案して教えて行ってほしい。外国はそのようだ。

一部の医療者が言った、そんなこと言って病気になったらどうするのですか?病院に行けませんよと。世間もそう考える人は多いだろう。病気になった時のことを心配し、尚且つ困るから言うのだろう。恥ずかしがってたら批判してたら病院に行けないよと持ち出したら、医療を批判することはできなくなる。批判を受け入れ、医療全体が、普段の診療や健診から、プライバシーに配慮し、優しく悔しくなくトラウマも作らなければ、いざ病気という時に本心から少しくらいならいいわという気になるのだろう。外国はそのようだ。

昔の新聞にも書いてあった「(医療の)知識も設備も持っている側が、それを権限を振るうように使ったら、そんな業界はおしまいだ」と。補うと、医療へのけん制をさせなかったら改善の道を封じることだ。その影響は測り知れない。++

3.厚労省は日本の女性は医療へのアクセスがいいと言うが制度上のことだろう。受診がこんなに辛い国はない。ジェンダーギャップ指数にも反映されない。女性の場合、男性のように、病気や健康は医師に任せると言う感じがしない。

診察衣検査衣の費用は、知らないが診療報酬に十分織り込んで要求できるようにしてほしい。

産婦人科の医療提供体制は、韓国をはじめアジアの隣国や福祉先進国の北欧やドイツをみたらどうか。体の安全ばかり追求しても心置き去りで国民はついていけない。++男女混合の周産期医療センターへ集約したらますます少子化ではないか。++

国民の医療への力関係の弱さ。ほんの1例だが、厚労省は法律に書いていないと「周知」ができなくて、例えば、特定療養環境室(差額ベッド)の通知はよく調べてあるが、患者は何も知らないから同意書にサインさせることができる。関連個所だけ健保組合の郵便で国民に「周知」し病院に示せるようにしたらいい。又、法令に「同意を得る」と書いたら、同意できる内容にするよりも、何が何でも同意を得ようとするから、自由な同意の意味から書かねばならないのかもしれない。++介護のほうだが、法令に主体性は、~は、~がで表現されているが、わざわざここでの主体は患者や利用者であるというふうに書かないと、本人抜きで連携し結果だけ伝えるなど意志をスルーされる客体のように扱ってしまう。又、「医師と患者の信頼関係のもとに」は、知識や設備を持っている医療サービス提供側が信頼されるよう努めるのが前提だが、患者は医師を信頼しなければならないことになってしまう。このままではニーズに基づく医療をやるにも、患者の権利や、産科事故を始め苦情処理機関も、医師が認めたものだけになってしまう。++

++日本の医療関連法規はガチガチに固められていて・・とコロナ国会審議で。僭越だが、法令をあまりに細かくするのはうまくなく、帰納法演繹法の資質が必要と思う。++

日本の医療は理系の人ばかりでやっていて、危ない。やっている人がひどいと言うのではない。制度の原理原則から、国がやり切れなかった足りないものがあるのだろう。++わからないだけで、教えればわかるのだと思う。医学部の勉強では人間を人体としてみることを教えているようだが、意志や気持ちは常にあって、生身の人間にこれを忘れたら、耐えがたいことになる。抽象的な生命健康の追求になってしまい、一人一人に負荷がかかっている。エビデンスに基づく医療も適用が違うと思うことがある。国民の生命健康が私の生命健康まで至りますように。++

厚労省少子化の原因に医療は関係ないとしているようだが、ここに書いたこと全てから、女性側の原因として関係ないことはなく、もう押さえつけられなくなったのだろう。少子化ばかりでなく、医療が国民の半数の女性の支えとして辛く弱い。人口減少による国力の低下と、女性の力という2つの意味で国力に関わる。改革や女医を育てるのは時間がかかるから手遅れにならない内に正しくとりかかるべきだ。大きく改革するとともに、それには自己変革もしてほしい。1つ1つのこともやって行く必要があるから、今回の事も、緊急避妊薬の薬局販売は承認するのが当然で、厚労省が積極的になり前へ進めるべきである。かつ何故遅いか考え、他に同様の問題もあるので、産婦人科医療の改革につなげるべきである。以上

(後述のもう1つの文章と2部構成です。)